アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識
アパレル・ライフスタイル業界での
転職にまつわる豆知識
求人へ応募すると、まず履歴書や職務経歴書の提出を求められます。最近ではペーパーレスや採用側の業務効率の観点から、WEB履歴書を指定している企業も増えています。しかしWEB履歴書とはどのようなものなのか、そして作成方法などを詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、WEB履歴書とは何か、そして作成時に気をつけるポイントについて詳しく解説します。また、最近主流になっている手書き、またはPCで作成した履歴書などの応募書類をデータ送付する場合のポイントもご紹介します。
履歴書などの応募書類の提出方法には、「紙送付」、「データ添付でメール送付」、そして「WEB履歴書」の3つの方法があります。その中で、一般的に言われるWEB履歴書とは、インターネット上で編集・保存し、表示できる履歴書のことです。すべてWEB上で完結できるので、専用ソフトやパソコンがなくても、スマホさえあれば簡単に編集できることが最大の魅力です。また、WEB履歴書を応募先企業から指定される場合は、企業からの応募完了確認メールなどにWEB履歴書を作成・提出するためのURLが添付されている場合が多く、そのURLにアクセスして直接必要事項を入力していきます。
WEB履歴書、WEB職務経歴書の作成時に非常に多いのが変換ミス・入力ミスです。手書きで作成した場合にはあり得ないような誤字・脱字が、WEB版では珍しくありません。WEB履歴書、WEB職務経歴書で応募をする場合、応募直前に企業に送る情報を確認できるのが一般的です。送信前に入念に内容をチェックする必要があります。
WEB履歴書、WEB職務経歴書の作成時、定型的な情報は選択式で入力していくのが一般的です。「生年月日」「学校の種別」「入学・卒業年月」「入社・退職年月」「雇用形態」などは、ほとんどの場合、プルダウン形式で選択するようになっています。選択ミスは、非常に大きな間違い・誤解を生むことがあるので注意が必要です。例えば、あるサービスでは、「生年月日」の「年」「月」「日」をプルダウン形式で選択することで、自動的に現在の年齢が入力される仕組みになっています。もし、「年」の選択を間違うと、WEB履歴書の年齢が誤ってしまうのです。手書きで作成する場合や、PCで作成したものを紙に印刷する場合には起こりえない重大なミスといえます。そのほか、「学校種別」の選択時に、本来は4年制大学卒業なのに「大学院」を選択してしまったり、「雇用形態」の選択時に、派遣社員のところを「正社員」を選択してしまったりすると、経歴詐称とみなされる可能性もあります。WEB履歴書の作成時にはクリック・タップ操作も慎重に行いましょう。
WEB履歴書、WEB職務経歴書を作成しているときにありがちなのが保存ミスです。せっかくていねいに入力したにもかかわらず、保存をせずにページを閉じてしまったり、更新してしまったりした結果、入力内容が破棄されてしまうケースが多くあります。WEB上での作成時には、こまめに保存操作をすることをおすすめします。「応募締め切りギリギリのタイミングでWEB履歴書、WEB職務経歴書を作成していて、完成間際で保存ミスをしてしまい、応募ができなくなってしまった」ということも起こりえます。また、転職サイトによってはタイムアウトにも注意したほうがいいでしょう。タイムアウトとは、一定時間、WEBページに対する操作が行われなかったときなどに、入力の再開や保存ができなくなる仕組みです。画面を表示したまま放置して情報が目に触れないようにするといったセキュリティの機能ではあるものの「少し休憩したら入力も保存もできなくなった」ということもあるので、こまめな保存で対処することをお勧めします。
ここまでWEB履歴書について解説をしてきましたが、現在主流の「メール添付での履歴書送付」の方法についても解説していきます。PCに苦手意識のある方はぜひ参考にしてみてください。
・ 写真館やフォトスタジオで写真撮影してデータをもらう
最も高品質なデータを取得できるのは、写真館やフォトスタジオです。画質はもちろんのこと、顔のリタッチを行ってもらえることが多く、履歴書写真の見栄えを良くしたいという方におすすめです。撮影時、「WEB提出用のデータが欲しい」と伝えれば、大抵の写真館・フォトスタジオは、写真データを用意してくれるはずです。「印刷・データのセットプラン」を打ち出している写真館も少なくありませんので、気になる方は問い合わせてみると良いでしょう。取得した写真データはPC上でWordやExcelで作成した履歴書、職務経歴書に貼り付けることができます。
・ データ転送可能な証明写真機で撮影する
コンビニや書店前に設置してあることが多い証明写真機・スピード写真機でも、履歴書写真のデータを取得することができます。料金は、700円~1000円ほどの通常撮影にプラスして、数百円から1,000円程度を支払う形が多いようですが、写真館よりは安価にデータを取得できる場合が多いようです。履歴書をWEBで提出する機会が増えたことと比例し、データ転送対応の証明写真機も増えているようですが、念のため、対応の可否を調べたうえで撮影に臨むことをおすすめします。
・ 印刷された写真をスキャンする
写真館や証明写真機で撮影・印刷した履歴書写真をスキャナーでスキャンし、データ化することもできます。ただし、これは最終手段です。なぜなら、スキャンしたデータは、素人目にも「撮影時のデータではない」とわかりますので、可能な限り、写真館や証明写真機で撮影した元データを取得するようにしましょう。
・ Word、Excel上で履歴書、職務経歴書をPDFに変換する
WordやExcelで履歴書・職務経歴書を作成してからPDF形式に変換する方法です。実は、WordやExcelをPDFに変換するには専用のソフトが不要で簡単にできます。ここでは例としてWordのファイルで説明します。
・ コンビニのプリンターを使ってPDFファイルに変換する
コンビニにあるプリンターには、スキャンした画像をPDFファイルに変換し、その変換したPDFファイルをUSBメモリーなどに保存する機能が付いています。更にセブンイレブンにあるプリンターは、専用のアプリを使用することで印刷したPDFファイルをスマホやタブレット端末に直接転送することもできます。
・ 自宅のスキャナーを使ってPDFファイルに変換する
自宅にあるスキャナーを使って履歴書をPDFファイルに変換することができます。よほど古いタイプのスキャナーでない限り、PDF化の機能は付いています。手順は使用しているスキャナーによって異なるため付属の取扱説明書をご確認ください。最近の家庭用スキャナーは600dpi以上の解像度に対応した機種がたくさんあり、コンビニのプリンターよりもきれいにスキャンできる場合が多いのも特徴です。
WEB履歴書の作成で疑問がある場合や、添削をしてもらいたい場合は、アパレル専門の転職エージェントに相談してみましょう。履歴書、職務経歴書の作成方法から提出方法までサポートしてくれるので、有効活用すれば転職活動の効率が上がります。
アパレル業界の転職には、まず業界の情報を積極的に収集することが重要です。転職の際は、アパレル業界に特化した転職エージェントに相談することが成功のポイントです。まずはプロのコンサルタントに相談してみましょう。転職に関する知識はもちろん、現在の募集状況や、あなたの強みを活かせるお仕事をプロの視点で提案してくれます。
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