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アパレル・ファッションの注目職種カタログ(2)マーチャンダイザー

アパレル・ファッション業界には多くの職種がありますが、マーチャンダイザー(MD)という言葉を聞いたことがありますか?ブランドの生命線ともいえる重要な職務を担うマーチャンダイザー。この記事では、具体的な仕事内容や必要なスキル、マーチャンダイザーのめざし方についてなど詳しくご紹介します。

マーチャンダイザーって何をするの?

マーケットやトレンドを分析し、売れる商品の企画から、予算・売上の管理までを担当するのがマーチャンダイザー。英語のマーチャンダイジング(merchandising)からきている言葉で、MDと略されます。経営の重要な位置を占める仕事を担い、アパレル企業のブレーンと言っても過言ではありません。

MDは売れる商品を作り、売上・利益を上げることが大事な使命。そのため、緻密なデータ分析と目的達成のための臨機応変な対応が求められます。

例えば、シーズンごとに前年のデータを丁寧に見直して改善点を洗い出し、次期の目標を設定。移り変わりの激しいアパレル・ファッション業界において流行を的確に予測し、自社で売れるアイテムを企画します。販売数量を予測し、適切な数量でアイテムを制作、タイミングを見計らい店舗内の適切な位置にディスプレイし、適切な価格を付けて市場に投入します。

販売開始後は、売上状況を常にチェック。売れ残ってシーズン後に大量の在庫を抱えてしまわないよう、売れ行きが良くない場合はショップ店員にお客様の反応を聞きつつ、ディスプレイを変更するなど改善策をすぐに実行します。反対に、早く売切れてしまいお客様が購入できなくなるのも機会損失となりNGのため、急いで追加発注を行うなど、常に臨機応変な対応が必要です。

MDの仕事は、自社だけでなく多くの会社・職種の人と関わります。例えば、商品企画の際はデザイナーと打ち合わせ、制作の段階では自社の縫製部門や他社の縫製工場と、発注数や納期、金額等についてすり合わせます。自社の広報とは新商品や今シーズンのテーマ、予算などを伝えて広告制作を依頼し、販売の現場となるショップとは、マネキンのコーディネートや商品の配置などで意見交換をします。他にも、予算や営業成績などを自社の会議で報告する、新商品をお披露目する展示会の準備などもあります。

必要なスキルは?

アパレル業界、マーケティングに関する豊富な知識と経験、さらに流行を予測するセンスが必要です。具体的に見てみましょう。

(1)トレンド予測のための情報収集力・分析力

流行の移り変わりが激しいファッション業界において、数か月先のトレンドを予測することはかなり難しいもの。さまざまなデータを分析して予測を立てたり、自分の足で情報を集めたりと、常にあらゆる情報にアンテナを張っていることが求められます。

(2)冷静な思考

自分の企画案を貫き通す強い意志は必要ですが、感覚だけを信じて突き進んではいけません。自分の発想や考えを、常に冷静に論理的にとらえられる視点が必要です。また、営業管理も行うため、原価計算や利益の算出、価格の値付けなどの数字感覚も求められます。

(3)コミュニケーション力

自社内の各部署、ショップ、縫製工場、デザイナーなど、関係先がとにかく多いので、コミュニケーションスキルは必須。急ぎの仕事をお願いしたり、さまざまな意見を調整したりすることもあるため、日頃からパートナーやスタッフに気持ちよく働いてもらえるような心配りが必要です。

(4)マーケティングや流通の知識

ファッション、アパレルの知識はもちろんですが、重要なのは「売上・利益を上げること」。ただおしゃれに詳しいだけでは務まりません。

マーチャンダイザーのステップアップの方法は?

自分が売れると予測した商品が実際に出来上がり、どんどん売れていき、お客様が笑顔になっていく様子を見られることはとてもやりがいあるもの。たまに予測が外れることもありますが、それをバネにして成長していくことが必要です

正社員としての採用が多いので、成績を上げていけば昇給・昇進を狙っていきやすくなります。最初は、洋服、バック、シューズなど商品ごとのMDを担当し経験を積むことで、ブランド全体を統括するMDへとステップアップ。売上を左右する重要なMD経験者が社長になっている企業も多くあります。

マーチャンダイザーになるにはどうすればいい?

アパレルやマーケティングの経験がない場合、いきなりMDになるのは難しいのが現状です。MDの目指し方としては、大きく2つのパターンがあります。

ひとつは、アパレルメーカーで店舗スタッフや店長、その他の部署で経験を積みながら目指す方法。店舗スタッフとして入社し、優秀な成績を上げて店長にステップアップ。店長で実績を上げ、MDに志願するという方法です。一見、時間がかかり遠回りにみえますが、店舗は直接お客様とやり取りできる重要な場所。お客様が自社ブランドに求めるデザイン、価格など現場を詳しく知っていることは、企画立案の際に大きな武器になります。現場の声を知っている人の企画案には説得力も増します。

もうひとつは、MDアシスタントとして採用される方法。先輩MDの仕事を間近で見ながら経験を積みMDを目指します。例えば、マーケティングのレポート作成、在庫管理のデータ入力といった事務作業、店舗からの発注リクエストの対応や、会議や展示会の準備など先輩の手となり足となり働きます。

MDアシスタントの場合、アパレル業界での経験を求められることもありますが、未経験可の募集も多いので、希望するブランドの求人広告は要チェック!また、基本的なPCスキルは必須です。

MDはアパレル企業の中でも憧れの職種です。転職や異動を狙っているのなら、一度、キャリアカウンセラーに相談してみませんか?カウンセリングしながら、あなたが気づいていない強みを一緒に見つけられるかもしれません。

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