アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識
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転職にまつわる豆知識
2021年、オンライン面接やマスク着用での対面面接が主流になり、これまでの面接スタイルとは状況が大きくかわりました。対面での面接では多くの場合、目から上の部分しか見えない状態で面接が進みます。マスクをしていると見える部分はわずかですが、逆に見えている部分に視線が行くため、服装と同様にメイクの仕方やバランスも印象を左右するポイントになります。今回は、面接メイクの基本からアパレルの面接ならではのおしゃれなメイクまで、ご紹介します。
面接メイクにおいて清潔感は最も大切なポイントです。一般的に企業の面接向けメイクは、清潔感のあるナチュラルなものが基本ですが、アパレルの場合はトレンド感も必要になります。全体のバランスをみて、清潔感のある仕上がりを目指しましょう。
普段のメイクがそのブランドのテイストに合っているかということを確認しましょう。服装とメイクがアンバランスにならないよう、ブランドサイトのメイクを参考にしたり、実際にショップに訪れて店員さんをチェックしたりするのもおすすめです。
服装同様に、メイクにおいてもその人らしさはとても大切です。しっかりメイクが似合う方、ナチュラルが似合う方、その人によって違います。コンプレックスを隠すためのメイクより、ご自身の良いところを引き出すメイクができると、きっと魅力的な印象を与えられるでしょう。
乾燥した肌ではベースメイクがきれいに仕上がらないばかりか、疲れた印象を与えてしまいます。そのため、スキンケアの段階でしっかり肌を保湿し内側に潤いを与えましょう。スキンケアを丁寧にすることでその後のメイクの仕上がりに差が出ます。また、ベースの肌が整うことで、清潔感のある印象も与えてくれます。下地やファンデーションにも保湿効果があり、ツヤ感のでるアイテムを使用するのもよいでしょう。
スキンケアのあとは下地です。ご自身の肌質や、なりたい質感に合わせて下地を選びましょう。マットなものよりも、みずみずしくツヤ感のあるベースのほうが、生き生きとした印象になります。また、コントロールカラーを使用するのもおすすめです。例えば、ニキビのあとや、赤み部分をカバーするにはグリーン、黄ぐすみを抑え、透明感を出すためにはブルーやパープル、顔に血色感を与えるピンク、青クマ対策にイエローなど、肌の悩みに合わせて選びましょう。スキンケアと下地で肌が整うと、その後のファンデーションの使用が少量でもきれいに仕上がり、よりいきいきとした印象になります。
顔中心のTゾーンと頬、おでこにファンデーションを薄く乗せて伸ばしていきます。ファンデーションは、厚塗りしてしまうと面接当日の化粧崩れの原因にもなるので注意が必要です。作り込みすぎた肌は老けて見られてしまうこともあります。顔全体には塗らず、あくまでも中心からフェイスラインに向かって段々と薄く伸ばすと自然なメリハリのある顔になります。パウダリータイプよりも、リキッドタイプのほうが量の調節がしやすく、瑞々しい質感に仕上がるのでおすすめです。また最近は、クッションファンデや、スティックファンデなど、ファンデーションのバリエーションが豊富です。仕上がりの好みや使いやすさも重要ですので色々挑戦してみると良いでしょう。
2021年は、アーチと平行をミックスし、地眉らしいナチュラルな太眉がトレンドです。長らく平行眉がトレンドでしたが、自然なアーチはやわらかく優しい表情を演出してくれます。全体的にくっきりと描きすぎず、地毛を活かして眉メイクをするのがポイントです。しっかりとメイクするのではなく、パウダーなどでふんわり描くことで、今っぽく仕上げることがでます。眉はしっかり形を整えようとして、つい描きすぎてしまう、眉だけが濃く目立ってしまうというケースが多々あります。毛が生えてない部分にのみ、“少し足す”を意識すると良いでしょう。
眉は顔の印象を左右する大切なパーツですが、マスクの着用時はより重要なポイントになります。面接の日は、「眉メイク」をいつもより丁寧に仕上げましょう。丁寧に、というのは眉毛を濃く強調することではありません。書き足し過ぎないナチュラルな眉が似合う方もいれば、毛流れを強調したしっかりした眉が似合う方もいます。トレンド感は大事ですが、何よりもご自身の顔に合った眉を「丁寧に」描くことが大切です。眉毛の色は、眉マスカラを使うなどして、髪色とバランスを取るとあか抜けます。透明の眉マスカラで毛流れを整えるのもおすすめです。
面接メイクでも、カラーメイクで自分らしさをプラスしたい!でも何色が似合うのかわからない、アイシャドウ、リップ、チークの色の組み合わせやバランスに迷う方も多いのではないでしょうか。2021年のカラーメイクは、オレンジ、イエロー、ピンク、ブラウン、ベージュといった生命力あふれるボタニカルカラーや、ほんのり甘めな色合いが目立ちます。質感もやわらかでシアーな透け感のあるものがトレンドです。
定番のブラウンメイクを今っぽくアップデートしてくれるオレンジニュアンスのブラウン。目元、頬、唇もワントーンでまとめて、健康的な印象に仕上げるのもおすすめです。
毎年春になると人気のピンク。そのなかでも今年はブラウンが混ざったピンクブラウンがトレンド。甘くなりすぎず大人でも使いやすい色みなので春はそのままで、夏には爽やかなラメを少し足して使うのもおすすめです。
フレッシュなイエローも人気の定番カラーですが、アイシャドウとしてブラウンやベージュと一緒に使うとより今年らしい雰囲気に。全体に薄く伸ばしてマスカラなどで目元を引き締めても良いでしょう。
旬のくすみパステルは、肌の透明感まで高めてくれる便利な色。血色チークでほんのり骨格を起こしたり、重い色×軽い質感のリップを合わせたり。相反するバランス感を意識すると、より今年らしい印象になります。
ファッションが好きだけどメイクは苦手、何が似合うのかわからない、という方はコスメカウンターでビューティーアドバイザーのアドバイスを受けるのもおすすめです。コスメも、洋服と同様にブランドによってコンセプトやイメージが異なります。ご自身のなりたいイメージのコスメブランドを見つけて相談してみましょう。また、気軽にコスメカウンターに行くのが難しい状況下ですので、YouTubeやメイク雑誌のサイトなどを参考にメイクをしてみるのも良いでしょう。メイクのトレンドや方法を動画で分かりやすく解説しているものがたくさんみつかります。そして自分に合ったメイクが分かるようになると、メイクがもっと楽しくなるはずです。
面接においては身だしなみのためのメイクが前提ではありますが、自分らしさにより自信がもてるようなメイクができると良いですね!
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