アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識
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日本を代表する人気のアウトドアブランド、スノーピーク。デザイン性の高さと、機能性に優れたこだわりのものづくりで、国内外で注目を集めています。今回は、そんなスノーピークの魅力や注目の事業展開について徹底解説いたします!
スノーピークは、初代社長の山井幸雄氏が新潟県燕三条で創業した金物問屋からスタートし、登山用品・釣り具のアウトドアレジャーメーカーとして事業を拡大していきました。1980年代後半に現代表の山井太氏が入社後は、父、幸雄氏から受け継いだ「本当に欲しいものを自分でつくる」という信念で、燕三条の職人技に裏打ちされたラグジュアリーでハイエンドなキャンプギアづくりを開始しました。アウトドアをライフスタイルととらえ直し、家族の絆を深めるための豊かな時間としてのキャンプを提唱しています。さらにこれからは、アパレルという領域から社会課題と向き合い続けた山井梨沙社長のもと、衣食住働遊という人生すべての領域における社会課題の解決に挑みながら、自然と人、人と人をつなぎ、地球上のすべての人の人生価値=ライフバリューを向上させる存在をめざしています。
snowpeak: https://www.snowpeak.co.jp/
スノーピークの製品は、自社工場による完全国内生産です。日本のものづくりによる確実な仕事に裏打ちされた完璧な製品は、スノーピークの最大の魅力の一つといえます。ヘビーユースに耐える品質の高さは、国内外のキャンパーからの絶大な信頼を得ています。また、スノーピークの製品には、保証書が付いていません。これは、お客様がどのルートで手に入れた製品だとしても、製品の品質には自信と責任を持つというブランドとしての誇りの表れです。
徹底したユーザー視点によるものづくりは、スノーピークの大きな魅力の一つです。直火ができないキャンプ場で焚火をするために作られた「焚き火台」という新ジャンルの商品を開発したほか、頑丈すぎるとまで言われる鍛造ペグ「ソリッドステーク」などのロングセラー商品を生み出しています。ユーザー目線でこんなものがあったらいいなというものを商品にすることで、キャンパーから絶大な支持を得ています。
スノーピークは2000年以降、問屋を使わない販売形態を取っています。全国の直営店はもちろん、スポーツ用品店や、アウトドア洋品店などインストアの店舗でも、スノーピークの社員が直接お客様と対面する販売スタイルです。アウトドア用品店にお買い物のついでに訪れたユーザーに対しても細かな商品説明やアフターフォローをする姿勢が評判の良さにもつながっています。
スノーピークの魅力は、高い品質と機能性だけではありません。それまで機能面ばかり重視されていたキャンプ用品でしたが、スノーピークは機能的でお洒落なライフスタイル商品へと変換させました。色やシルエットも派手ではなく、簡素で洗練されたデザインの中に機能美を帯びており、お洒落なキャンパーにも絶大な人気を誇ります。とくにスノーピークのアパレルにおいては、街でも自然の中でも区別なく着られる機能性とデザイン性を兼ね備えています。またこのデザイン性の高さは、今までキャンプなどに縁の無かった客層が、アウトドアに興味を持つ入り口にもなっているといえるでしょう。
アウトドアのギアに加え、アパレルラインにおいても独自の理念とクオリティが貫かれています。街着として⽇常的に着ることができながら、そのまま⾃然の中にもアクセスしやすい服が、スノーピークアパレルの原点です。また、全国各地で失われつつある職人の技に着目し、現地の職人とともに技術や文化を未来につなぐ取り組みを行っています。さらに、日本で年間約100万トンにも及ぶ衣料品が破棄されている現状に注目し、不要になった衣類からポリエステルを取り出して精製、糸をつくり、新たな服へリサイクルする取り組みもスタートさせています。
♢Snow Peak Eat
キャンプをまだしたことがない人や、都会に暮らす人にも、キャンプ料理の魅力を提供するのが都市型レストラン、Snow Peak Eat。「素材」と「調理法」を選ぶという方法でキャンプ時の食体験ができます。
♢Restaurant 雪峰
ミシュラン三ツ星店の「神楽坂 石かわ」石川秀樹氏が監修するRestaurant 雪峰。スノーピークランドステーション白馬内にあるレストランです。地域の生産者と深くつながり吟味して集めた季節の恵みと、その美味しさが際立つ最高の調理を施した“自然を食べる料理”を提供するほか、マルシェや収穫体験など、地域に訪れた人と地域の生産者をつなぐ活動もおこなっています。
♢Snow Peak cafe
スノーピーク製品を使って淹れる特製ブレンドのコーヒーや、軽食などを気軽に楽しめるスノーピークのカフェ。日本酒やクラフトビールといったアルコール類やデザートなど、各店限定のメニューを楽しむこともできます。
スノーピークでは、「Snow Peak Way」という恒例のキャンプイベントを開催しています。1998年から開催されているこのイベントは、ブランドのスタッフとユーザーの交流を目的として、日本各地の直営キャンプ場で行われています。ブランドのスタッフ一人一人とブランドユーザー一人一人との生の意見交換や、様々なイベントが開催されます。スノーピークファンにとってもブランド側にとっても貴重な機会であり、大変人気のあるイベントです。
アウトドアブランド「スノーピーク」が2020年夏から新たに展開している、体験型施設「ランドステーション」。白馬、原宿に続く3店舗目が、同年秋、京都・嵐山にオープンしました。靴を脱いで上がるショップスペースには、ハイスペックなキャンプギアや、アパレルアイテムが豊富に並ぶほか、羽織や作務衣などの限定商品や、朝日焼、開化堂、和傘辻倉といった京都の伝統工芸とのコラボレーションアイテムも展開しています。さらに「スノーピークゴー」という体験プランでは、電動自転車または徒歩で、地元住民のお薦めスポットを巡るコースがいくつか用意され、ケトルやドリッパー、マグなどスノーピーク製品を借りて、淹れたてのコーヒーやデリを道中に楽しむことも可能です。スノーピークの世界観とともに、その土地ならではの文化や体験を発信する場所として注目されています。
アウトドアやキャンプが好きな方にも、洋服が好きな方にとっても魅力的なスノーピーク。理念やコンセプトを知って、「スノーピークで仕事をしたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。スノーピークでは、随時、募集の求人が出ています。アウトドア(キャンプやトレッキングなど)を実際に楽しんでいる方、明るく元気でお客さまとのコミュニケーションを楽しめる方、などが歓迎条件。スノーピークをもっと知りたい、働いてみたいと思ったら、まずは転職エージェントに相談してみましょう。ブランド知識はもちろん、現在の募集状況や、あなたの強みを活かせるお仕事をプロの視点で提案してくれます。
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