アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識
アパレル・ライフスタイル業界での
転職にまつわる豆知識
土屋鞄製作所は、1965年に土屋國男氏によって立ち上げられた、創業50周年を超える老舗の鞄メーカーです。当初はランドセルメーカーとして運営をスタートさせましたが、現在では、ビジネスバッグをはじめ、トートバッグ、ショルダーバッグ、財布、カード・名刺入れ、コインケースなどなど、高級な本格レザーを使用した多数の商品を製造、販売しています。土屋鞄の商品の製造に携わる職人の中には、若者も多いことが特徴で、熟練者の技術と物作りに携わりたいという若い情熱との融合で出来上がるのが、土屋鞄の商品です。そして職人だけでなく、商品企画から革などの原材料の仕入れ、製造、販促、販売、アフターサービスまで、さまざまな職種によって手仕事による魅力的な商品が作られている、アパレル業界への転職で今注目のブランド、土屋鞄製造所について求人情報も含めて詳しくご紹介します。
土屋鞄製作所は、「ものづくりの志」を胸に、日本を代表する鞄ブランドを目指すことをブランドコンセプトとして掲げています。創業から50年以上、理想とする上質な鞄をお客様に届けるために、日々試行錯誤を繰り返してきました。そして、職人の仕事の価値や、品質の良さ、ものづくりへの想いを広く知ってもらうため、最新のデジタルシステムを取り入れた販促活動や製品管理に取り組むなど、時代の先を見据えながら、常に新しいチャレンジを続けてきたのです。「日本を代表する鞄メーカーに、そしてメイドインジャパンの品質を世界中の人に伝えるために、トップダウンではなくボトムアップを目指し、思い切った新しい取り組みをどんどん推進してもらいたいと思っています。」 と代表取締役社長の土屋成範さんは語っています。
(出典:土屋鞄製造所、会社を知る、https://tsuchiya-kaban.work/company/ – message)
土屋鞄製造所では、鞄だけでなく様々な革製品を製造販売しています。ここでは土屋鞄製造所の主力事業、また具体的な主力人気商品についてご紹介します。
土屋鞄のランドセルの特徴は、子どもたちが6年間安心して使える丈夫さと、飽きのこないシンプルなデザインです。150以上のパーツを使用し、職人の300を超える手仕事の工程によりつくられます。普通の鞄とは異なり、背負い心地をより追求し、弾力性の違う二つのウレタンを使ったクッション材を使用し、そしてU字形のくぼみが空気の通り道となり、熱がこもりにくくなっています。また6年間美しい箱型のフォルムを保つために、イチョウの葉の形をしたマチの構造を用い、芯材は樹脂素材とスポンジの二層構造でつくられています。2022年度の販売価格は64,000円(税込)〜です。
2000年代から大人向け革製品の製造を開始しました。その後、10年以上愛される定番から限定品まで、良質な素材を生かしたアイテムを展開し、素材選び・企画・デザイン・製造・販売・修理まで行い、使い手の暮らしに寄り添うことを大切にしています。
主力人気商品1. オトナランドセル
ここ数年、日本の子供用ランドセルに目を付けた海外のセレブ達が、日常に使用するバッグとして、オシャレにランドセルを背負っている姿を目にすることがあります。そんな質の高い日本製のランドセルを、ビジネスの場においても有効に活用して欲しいという思いから、土屋鞄製造所では『オトナランドセル』というシリーズを2015年から展開しています。黒やグレーのスーツにもよく映える、ヌメ革やソフト牛革のランドセルは、価格100,000円(税込)です。
主力人気商品2. トーンオイルヌメジップトップショルダー
このトーンオイルヌメジップトップショルダーは土屋鞄の定番中の定番とも言える商品です。コロンとした可愛らしい四角形の中に、財布、スマホ、ステーショナリーグッズなどなど、日常持ち歩きたい全てのものがスッキリと収まるように作られています。旅先でも持ち歩きたくなるような洗練されたデザインのこの鞄は、キャメル調の「ブラウン」と、深みのある「こげ茶」の2色展開で、値段は、39,000円(税込)です。
(参照:土屋鞄製造所、仕事を知る、https://tsuchiya-kaban.work/company/ – message)
土屋鞄の購入層は、30代〜40代の男女です。デザインがシンプルで上質な作りにこだわっている商品のため、メンズ寄りの印象がありますが、ユニセックスな商品や、女性向けの商品も積極的に展開しています。子ども向けランドセルの販売も行っているため、小さなお子さんも土屋鞄のユーザーで、そのランドセルを購入するのは、30代〜40代の大人が中心のようです。価格帯は、カジュアルな鞄ですと5万円〜10万円あたり、ビジネスバッグですと10万円台前半が中心といったところです。
デザインの仕事では、持ちやすくて、生活に根付いた鞄を常に意識し、シンプルかつどこか個性を感じるデザインを目指していると言います。また商品企画では、革が天候や気温によっても納期がずれてしまう天然素材であることを前提に、納品までの細かなスケジュールを管理しているそうです。そして製造過程では職人的な技術の取得には時間がかかりますが、とてもやりがいを感じられる仕事であると携わる人は言っています。工房にはさまざまな年代の職人が在籍しているため、他の人から技術や志など学ぶことは多く、とても刺激になるそうです。
店舗開発の仕事では、店舗を訪れたお客さまに土屋鞄の魅力がしっかり伝わるよう、「土屋鞄らしい店舗」「お客さまが商品とともにゆっくりしてもらえる空間」とはどんなものか、日々考えて空間作りに取り組んでいると言います。また土屋鞄製造所の伝える人の一人、フォトグラファーは、直接製品を手にとることができないWEBサイトでは、写真や文章が大事な要素であるため、どう表現したらお客さまにわかりやすく伝わるかを常に考えて制作しているそうです。またWEBサイトは、自分が担当したページはどのくらいの数のお客さまにご覧いただいているのか反応がすぐにわかるので、モチベーションにつながると言います。
土屋製造所の接するひとである店舗販売の仕事では、土屋鞄と長くお付き合いしていただくために、選ぶそのときのことだけでなく、お客さまが使うところを想像して、お話や提案をするようにしていると言います。そして、製品をつくるたくさんのスタッフの想いやこだわりを自分が代弁して、お客さまに伝えられるということにやりがいを感じるそうです。また受注相談の仕事では、ひとつの言葉をとってもお客さまはどう感じるのか、自分の考えだけでなく視野を広く持って、お客様からのメールや電話の対応をしていると言います。また、修理受付の仕事も土屋製造所の接するひとの中の大切な仕事です。修理対応は、お客さまと1対1のコミュニケーションであり、その強みを生かしてもっと密な対応、たとえば使ってくださるお客さまへ使い方や手入れの提案をしていきたいと語っています。
土屋製造所の支えるひと、労務の仕事では、仕事がしやすく力を発揮できると、より良い製品をお客さまにお届けできることにつながるという考えから、スタッフ一人ひとりが楽しく仕事ができる環境を、どう整えていくかを常に意識していると言います。直接お客さまに関わる部門ではありませんが、スタッフのその先に土屋鞄を愛用してくださるお客さまがいることを忘れずに仕事をしているそうです。
(参照:土屋鞄製造所、仕事を知る、https://tsuchiya-kaban.work/company/ – message)
ここまで土屋鞄製造所のポリシーや商品の魅力をご紹介してきましたが、「土屋鞄製造所の一員としてお仕事をしてみたい!」と思ったかたもいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、同社の働き方の特徴をご紹介いたします。
土屋鞄製造所の社員には多様な働き方の選択が可能になる制度が設けられています。例えば、あらかじめ定められた総労働時間の中てで、従業員が日々の始業・終業時間を自ら決めて働くことができる制度、フレックスタイム制度、働く場所に縛られずに仕事ができる、リモートワーク制度、土屋鞄で働きながら、自分のやりたいこと(土屋鞄以外の仕事)も実現できる制度、副業制度など様々な制度があります。
土屋鞄製造所では、福利厚生制度も様々なものがあります。例えば、産休、育休、住宅補助はもちろんの事、リロクラブと呼ばれる福利厚生サービスに加入しており、社員は宿、映画、食事、スポーツジムなどを利用することができます。また社内販売の一環で、従業員のお子様へランドセルをプレゼントする制度もあります。
土屋鞄製造所では随時募集の求人が出ています。どの職種であっても求める人物像に、人やものを大切にする人、好きなものがある・こだわりを持っているものがある人、出会う人や起こる出来事にわくわくする人、チームではたらくことが楽しい人、明るく柔軟に物事を考えることができる人などが挙げられています。土屋鞄製造所の企業コンセプトや製品作りに興味を持った方は、まずは転職エージェントに相談してみましょう。ブランド知識はもちろん、現在の募集状況や、あなたの強みを活かせるお仕事をプロの視点で提案してくれます。
アパレル転職に特化した転職エージェント「ウィルワークス」では、土屋鞄製造所の求人情報も随時ご紹介しています。業界の最新事情に精通したカウンセラーが、ひとりひとりの志向や条件に合った求人・キャリアを提案します。
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