アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識
アパレル・ライフスタイル業界での
転職にまつわる豆知識
アパレル業界は低収入と聞くことが多いです。ただ、新卒や経験が浅いと収入は低いですが、キャリアアップを繰り返すと給与アップし年収もアップしていきます!!
アパレル業界に就職して、初任給で18万円前後が平均的。新卒や中途採用のアパレル未経験者は初回のボーナス額はかなり低いことも…。企業によってはボーナスなし。なんてことも珍しくないです。アパレル大手企業なら、月収3ヶ月分以上のボーナスが出たりと企業によって様々です。
今回はアパレル販売員の昇進、給料アップ!年収アップ!!のために必要な 〜評価されるための秘訣〜 について書きます。
アパレル販売員から昇進して副店長、店長と役職がつけば給料アップ。企業にもよりますが実力を認められ1年以内に店長や副店長を任されるケースもあります。
売り上げなどの実績がよければそのまま昇給して給与アップ!!また、経験給として継続年数によって給与が加算される場合もあります。
企業にもよりますが多くの企業では、毎年人事評価を行い次の年度の給与が決まっているはずです。人事評価では評価期間が終了すると人事評価シートに自己評価を行います。自己評価は評価期間中の自信の成果や行動を振り返り、当初設定した目標に対してどのような結果を出すことができたかを評価する人にアピールすることです。同じ結果でも自己評価の内容によって評価する人の印象も変わるため、人事評価シートの書き方はとても重要です。より高く評価されるための書き方をご紹介します。
人事評価は<成果基準><能基準><情意基準>の3つで成り立ちます。
•成果基準とは
業務での実績を評価するものです。売り上げ目標を達成、資格を取得、技術取得など目標に対する達成率で評価します。
•能力基準とは
持っている能力をどれだけ業務で発揮することができたかを評価するものです。評価基準となる能力には企画力、実行力、問題決力、改善力などがあります。
•情意基準とは
業務に取り組む姿勢を評価するものです。周囲と協力して業務に取り組む協調性、自分から行動を起こす積極制、与えられた仕事を最後までやり切る責任性などが評価対象となります。
自分の努力の成果を十分に評価してもらえるようポイントをしっかり抑えておきましょう。
1.自己評価は客観的に見ることが大事です。いくら自信で高評価をつけたとしても、評価の根拠があいまいで独りよがりでは説得力がありません。周囲にどのような影響があったかを考えながら記述しましょう。
2.数値での評価があれば成果を数値で書くと良いでしょう。例えば売り上げ目標に対し、実際はいくら売り上げることができたのか、去年と比べてどのくらい売り上げが上がったかなどを明記しましょう。できるだけ達成率は数値で表すと良いでしょう。
3.良かった結果だけではなく失敗や問題点も余すことなく報告しましょう。失敗や問題点の報告は評価が下がってしまうことを心配するかもしれませんが、失敗した原因を分析し改善点を考え成功に繋げることができれば高い評価が得られます。
4.遠慮をしてついつい自己評価を控えめにしてしまいがちですが、より高く評価されるためには自分が考える評価よりも高く評価することが大切です。ただしあまりにも自己評価を高く付けすぎると客観視できていないとマイナスイメージを与えてしまいますので気をつけましょう。
自己評価ではなくユニークな人事評価をしている企業もあります。早期退職による人材流出を避けるため、働くスタッフにとって働きやすい環境を作るため、スタッフのモチベーション向上や社内の活性化にも繋がります。
•企画提案
どのような提案でも社内の改善提案をして採用されれば1件につき賞与。アパレルの場合バイヤーなどがデザイン提案することが一般的ですが社員、契約社員、アルバイト問わずデザインの公募を行い年間の売り上げ上位には賞与が出る企業もあります。このような制度はスタッフの意見を積極的な取り入れることで、スタッフが働きやすい環境を作り、やる気の向上にも繋がります。
•全員人事
特にユニークなのがこの人事評価!全スタッフが人事部に所属しており、社員の採用や評価に携わっています。全員で成長のためのフィードバックを実施し、お互いに働きやすい環境を作っていきます。また、お互いに評価し合った結果をランキングにし、全員で報酬を決定しているのも大きな特徴です。
どんなに長く続けていても出世の見込みがなかったり、残業が多く仕事の内容に見合った給料がもらえていない。などと考えている人は多くいるでしょう。そういった人には転職という手もあります。ただ転職といっても、せっかく積み上げてきたキャリアがあるのならアパレル業界内で転職することが年収アップの近道!アパレル企業でも販売員以外にたくさんお仕事があり、事務、総務、プレス、バイヤー、WEBデザイナーなどがあります。販売員の経験を活かしてアパレル業界でキャリアアッップするのもオススメです。
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