COLUMN

アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識

COLUMN

アパレル・ライフスタイル業界での
転職にまつわる豆知識

オンライン面接のポイントとは|アパレル・ファッション業界の転職

新型コロナウイルスの感染拡大以降、アパレル・ファッション業界でもオンライン面接が急速に広まりました。慣れないため不安に感じる人もいるようですが、それは他の求職者も同じ。ポイントを押さえておけば、自分の強みを企業にしっかりアピールできます。そこで今回は、オンライン面接を成功させるための8つの秘訣をご紹介します。

そもそもオンライン面接とは?|アパレル転職

スマートフォンやパソコンのカメラ機能を利用し、インターネットを利用して面接を行います。面接のために会社を訪問する必要がないため、移動時間や交通費が不要。スケジュール調整もしやすく、遠方からでも気軽に参加できます。対面での接触がないため、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努める企業に利用されています。
コスト削減や出張控えなどもあり、外資系企業や大企業ではオンラインが主流になってきています。全ての面接をオンラインで行う企業もあり、今後この傾向はますます進んでいくものと予想されます。

一方、オンライン面接だけでは判断が難しいと感じる企業は対面での面接も継続して行っています。その場合でも、「一次面接はオンラインで行い、2次面接や最終面接は対面」「1次面接のみで内定を出す」など、全体的にスピード感が増している印象です。

求職者のほうも、「オンラインのみでは会社や職場の雰囲気がつかみにくい」という方もいるでしょう。販売職は店舗に足を運ぶことで、仕事の内容や雰囲気がつかめますが、デザイナーやパタンナー、MD、生産管理などでは、職場を見ておきたいという希望もあるようです。要望を伝えれば対面での面接やオフィス見学をさせてもらえる企業や店舗もあるので、ミスマッチを防ぐためにも確認してみましょう。

オンライン面接を成功させるための8つの秘訣|アパレル転職

では、オンライン面接の概要がわかったところで、成功に導くための8か条をご紹介します。

1.インターネット環境を整える

オンライン面接を実施する場所は、インターネットにつながる環境でなければなりません。面接途中で音や映像が途切れるのを避けるため、安定した通信環境を確保しましょう。有線LANがあれば、万が一のトラブルにも対応でき、スマートフォンよりパソコンの方が動画の安定度や音質が高くなります。長い時間でも問題なく対応できるように、通信制限を回避できるWi-Fi環境での利用がおすすめです。

企業側からツールの指定があるので、必要に応じてアカウントを取得しましょう。新しいツールを使う場合は、事前にツールを立ち上げ、試しておいてください。「PCのOSのバージョンが古くて起動できず、面接が受けられなかった」といった失敗がないようにしましょう。

既に取得しているアカウントがある場合、ユーザー名やアイコン画像を見直しください。プライベート感や遊び要素が強いアイコン画像は避けておいた方が無難です。また、ユーザー名もニックネームや記号入りのものではなく、本名のフルネームに変更しておきます。

万が一、音声や映像が途中で切れたり乱れたりした時も、慌てずに対応しましょう。こちらは切れている、遅れていると思っていても、相手には届いていることもあります。トラブル対処法も、面接で見られているポイントのひとつです。手際よく対応して、高評価を手に入れましょう。事前にトラブルが起きた場合の連絡先を知らされている場合は、手元にメモを置いておくと安心です。

2.背景は清潔感があるものを

自宅など慣れた場所で面接を受けられるため、対面の面接よりリラックスして受けられるのがメリットですが、背景に映り込むものには細心の注意が必要です。事前にカメラを立ち上げ、画角や映り込むものの確認をしておきましょう。

背景としては、白い壁がベストです。淡色のカーテンなどもよいでしょう。顔色も明るく映りますし、面接官は表情や話の内容に集中することができます。家具や荷物が動かせない場合、白や淡い色の布をかぶせるなどの対応をしましょう。
洗濯物が干してある、ごみが散らかっているなど、生活感があふれていたり、雑な印象を与えたりするものはNGです。また、面接を受けているアパレルブランドと全くイメージの異なるインテリアや服が飾ってあるのも良くありません。面接官に「本当にうちを志望しているのか?」と疑われてしまいます。

3.照明は自然光がベスト

薄暗い部屋では顔も表情も暗くうつるため、良い印象を与えられません。昼間なら自然光が最もよく、表情もやさしく明るく映ります。自然光が確保できない場合は、できるだけ明るい照明を選びましょう。

ただし、明るすぎても表情が読み取れなくなるため、事前にカメラを立ち上げて、顔に影ができず表情や肌色がきれいに映るポイントを探しておきます。蛍光灯の真下は顔に影ができて疲れた印象になることもあるので、要注意です。自分の顔の下あたりに、白い紙を置いておくと、レフ板と同じ原理で顔色を明るくすることができるので、おすすめです。

4.静かな環境を確保

集中して面接に取り組めるよう、静かで落ち着いた環境を確保することが重要です。カフェなどで面接を受けることも可能ですが、マイクが周囲の音を拾ってしまい、お互いによく聞き取れないことがありますので、自宅がおすすめです。自宅の場合、緊張感が少なくて済むのがメリットですが、さまざまな生活音に注意しなければなりません。SNSやメール、チャットの通知音の設定はオフにしておきましょう。洗濯機などの家電の通知音も切ってください。

家族と同居している場合は、面接の間は静かにしてもらうなどの協力も欠かせません。また、ペットの鳴き声、動きなども気になりますので、面接の間はケージに入れたり、別の部屋にペットを移動させたりする必要もあります。自宅で静かな環境を確保できない場合、貸し会議室を使う、ホテルの部屋を借りるという方法もあります。

5.カメラ位置と視線に注意

対面での面接の場合、面接官と視線を合わせることは容易ですが、オンラインの場合はカメラの位置や視線の合わせ方にちょっとした工夫が必要です。

パソコンなどをいつも通りに使うと、カメラが顔より低い位置になってしまいます。そのため、カメラと自分の視線がまっすぐになるよう雑誌や台、ティッシュの箱などで高さを調整します。スマートフォンを使う場合は、途中で倒れることのないよう、しっかりと固定します。「手持ちで面接」は、手ブレが生じるので避けてください。

面接中の視線は、画面の面接官の目を見ていると視線が下がって見えるため、カメラを見ることをおすすめします。面接官の表情が見にくくなりますが、話を聞いているときは画面の表情、自分が話すときはカメラのように視線を切り替えると、対面に近いやり取りができるでしょう。面接を受けている最中にパソコンでメモを取る場合、タイピングの音が気になることもありますので、手元にノートやペンを用意しておくことをおすすめします。

6.タイムラグとオーバーアクションを意識する

オンラインの場合、タイムラグが発生するため、話がどこで終わったのかわかりにくいことがよくあります。自分の話が終わった時は「以上です」と付け加えると、お互いに会話が被ることがなく、スムーズに面接ができるでしょう。

マイクやスピーカーの性能にもよりますが、通常よりも声を張り気味に、はっきり、ゆっくり、語尾まで丁寧に話すことを意識します。音声が途切れても伝わりやすくなり、自信を持って話しているように見えます。
画面越しだと対面よりも表情が読みにくくなるので、いつも以上に笑顔に気を付け、口角を上げるよう意識します。

また、話を聞いている際には、少し大きめにうなずくなど、オーバーアクションを心がけます。集中して聞いていても、ノーリアクションだと面接官は「聞こえていないのでは?」と不安になります。逆に細かく返事をしすぎると、タイムラグの影響で会話がかぶり、スムーズにいかないこともあります。

面接官の声が聞き取りにくい場合、まずは自分側の音量を調整、イヤホンを変更するなど対応しましょう。それでも難しい場合は、「電波が悪く、音声が聞き取れなかったのでもう一度お願いします」と正直に伝えましょう。あいまいなまま会話を続けると、話を理解できていないと判断されてしまいます。

7.オンライン映えするメイクと服装に

画面上だと少し暗く映りがちなので、顔色が明るく映るもの、清潔感が伝わる服装を選びます。画面に映るのは上半身だけなので、トップスだけ注意すれば大丈夫ですが、アパレル・ファッション業界の場合、面接官はあなたのファッションセンスもチェックしています。「全身のコーディネートを見せてください」と言われることもありますので、ボトムスも気を抜かないようにしましょう。

アパレル・ファッション業界の面接なので、流行やトレンドは押さえつつ、シンプルなデザインのアイテムでコーディネートしましょう。柄の印象が強いものや、細かいボーダーやストライプなどは、画面上のチラつきが多くなるため、避けた方が無難です。メイクは立体的に見せつつ、全体的に明るいトーンを心がけます。眉毛メイクを念入りに行うと、きちんとした印象を与えるとともに、表情が垢抜けて見えるメリットもあります。

8.時間はジャストが基本

対面の場合は、面接会場に少し早く着いておきたいものですが、オンラインの場合は指定された時間ジャストが基本です。例えば、10時から面接開始と指示があった場合、5分前にコールをするのはNG。事前にツールを立ち上げてカメラの位置を調整し、時間になったコールできるようにしておきます。企業からコールがある場合は、指定された時刻から対応できるよう待機します。指定の時間になっても、前の仕事が長引いているなどして、面接担当と連絡がつかないことがあります。10分以上待っても連絡がない場合、トラブルが起きた場合の連絡先などへコールしてみましょう。

急速に広まっているオンライン面接ですが、今後は当たり前になっていくと予想されます。いち早く慣れて、転職を成功させましょう。

アパレル転職に特化した転職エージェント「ウィルワークス」

アパレル業界の転職に特化した転職エージェント「ウィルワークス」では、非公開の求人情報も随時ご紹介しています。業界の最新事情に精通したコンサルタントが、ひとりひとりの志向や条件に合った求人・キャリアを提案いたします。

無料転職相談は右上のメニューボタンから!

WILLWORKS0202

RECENT POSTS

アパレル店員はどんな服装をするべき?アパレル業界の服装制度を解説!

アパレル商品を扱う今注目のスポーツメーカーに転職するには?|求人情報

語学力を活かせるアパレル業界の職種とは?|アパレル転職

MORE

WILLWORKSについて

アパレル業界に特化したお仕事をご紹介できます。アパレル業界未経験の方でも大歓迎です。
エントリー頂いた応募者様と面談をし、ご希望を伺った上で、企業様をご紹介いたします。相談、ご紹介料は全て無料です。

お仕事の紹介WILLWORKSからの派遣どちらも可能です。

ご紹介可能です

どちらのお仕事も

  • アパレル業界の
    経験がある方
  • 未経験からのチャレンジ、
    アパレル業界で働いてみたい方

どちらのお仕事もご紹介可能です

ENTRY
TOP