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アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識

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異業種・未経験からアパレル業界へ転職!職務経歴書のポイントとは

異業種からのアパレル転職

転職の必須アイテムのひとつ、職務経歴書。職務経歴書とは、その名の通り、今まで携わってきた職務の内容をコンパクトにまとめ、自己PRを記入した書類です。職務経歴書の良し悪しが書類選考突破のカギとなり、面接も職務経歴書を参考に行われます。

アパレル未経験や異業種から転職する方の場合、職務経歴書の書き方を間違えると、ハンディキャップが目立ってしまいます。そこで今回は、未経験でもライバルたちに差をつける、異業種の前職をアドバンテージにできる職務経歴書のまとめ方やアピール術をご紹介します。

そもそも職務経歴書とは|アパレル転職

履歴書と並ぶ転職時に必要な書類です。今までに経験してきた業務や実績を記入し、転職先で活躍できることをアピールするためのツールでもあります。決まったフォーマットはありませんが、今までの職務をまとめた要約、詳細を記載した職務経歴、保有している資格やスキル、自己PR、志望動機の流れで書くのが基本です。転職成功の秘訣は、まず書類選考を突破すること。じっくりと対策を練ってから書くことが重要です。

未経験からめざせるアパレル業の職種

未経験可の求人の多くは、販売スタッフです。現場で十分に経験を積んでから、店長、エリアマネージャー、バイヤーなどにステップアップすることも可能なため、アパレル業界で活躍したいなら販売スタッフから始めるのが一般的です。
人気の高いバイヤーやプレス、デザイナーは、専門的な知識や経験・実績が求められるため、未経験の場合、アシスタントとしてのスタートになることがほとんどです。

未経験者は自己PRと志望動機が重要!|アパレル転職

職務経歴でのアピールが難しい未経験者は、自己PRや志望動機が判断の大きなウェイトを占めます。ファッションやブランドへの情熱、仕事に活かせる自分の長所などを熱く語りましょう。自分のいいところをアピールするのは少し恥ずかしい気もしますが、謙遜せずに書きましょう。書類選考を通らなければ、採用担当者に あなたの魅力を語る機会すら得られないのですから。

PRする内容は「企業が何を求めているか」を考えて選ぶのがポイントです。例えば、カジュアルなブランドなら明るい笑顔や元気のあるエピソード、ハイブランドならマナーなど、ブランドのイメージと自分が合っていることを伝えられるようなエピソードを語ります。

職務経歴書の書き方ポイント【アパレル未経験の場合】

自由に表現できる職務経歴書は、アパレル業界未経験であっても、うまくまとめればライバルたちに大きく差をつけることも可能です。次のポイントを必ず押さえましょう。

①具体的に書く

採用担当者は短い時間の中で、多くの求職者の職務経歴書を確認する必要があるため、客観的に判断できる情報を求めています。数字を添えながら、できるだけ具体的に書くことで、自分のことを冷静に見つめ、分析できているという姿勢も伝わります。

未経験の場合、具体的な数字は少なくなりがちですが、アパレル業界で活かせそうな経験をストーリーにし、語ることでカバーできます。例えば、販売スタッフを目指す場合、友人たちにファッションのアドバイスをしたら好評だったといったという経験は、ファッションセンスの良さや提案力の強さをアピールできます。また、販売スタッフは店舗内でのチームワークも重要のため、チームで協力して結果を出した経験なども高評価につながります。

パートやアルバイトでも「飲食業や小売店などで接客経験がある」「塾講師など、対面でコミュニケーションを豊富に行った経験がある」場合は、接客・コミュニケーションのコツをつかんでいる人物と判断され、有利になるケースが多いようです。また、職務経歴書をまとめるには、まず自分の経験や得意なこと、キャリアプランなどを見つめ直す自己分析が必要です。細かい点まで全て書き出してから、メリハリをつけてまとめます。

②細かいことでも省略しない

採用担当者はミスマッチを防ぐため、求職者に関する些細な情報でも必要としています。自分では重要ではないと思ったことも、採用担当者からすれば重要なポイントだった、ということはよくあります。

ファッションアドバイスの経験を語る場合なら、どのような色味、スタイルの服装を、どのような人に提案したのか、といった詳細を語ることで、採用担当者が具体的にイメージしやすくなります。

③役立ちそうな資格は必ず書く!

未経験の場合、実務に役立ちそうな資格を持っていたら必ず書きましょう。経験はなくても、知識はしっかり身についていることをアピールできるため、アドバンテージになります。例えば、販売スタッフなら色彩感覚をアピールできる色彩検定や、ファッションとビジネスをつなげて考えられるファッションビジネス能力検定などが挙げられます。エリアによっては自動車の運転が必須の場合もあるため、運転免許の有無についても記入しておきましょう。

職務経歴書の書き方ポイント【異業種からの転職の場合】

①数字を使って具体的に記入する

職務経歴書には「プレス業務を3年経験」「バイヤーとして前年比売上130%を達成」など、具体的に数字で記入します。さらに、年間での売上実績や業務の伸び率などを表やグラフでまとめられると、採用担当者が一目でわかるため高評価です。また、数字を使って記入することで、自分のことを客観的に理解できていることのアピールにもつながります。

②前職についてわかりやすく説明する

異業種からの転職の場合、採用担当者が前職の業界の仕組みや特徴について詳しくないことがほとんどでしょう。基本的な内容を省略して売上などの数字のアピールばかりが目立ったり、専門用語を多く使ったりすると、あなたの魅力が伝わりません。

限られた紙面の中ではありますが、簡潔に前職の業務内容を伝え、異業種の経験をどのようにアパレル業で活かせるのかを説明するスキルが求められます。わかりやすく伝えられれば、コミュニケーション力が高いと評価され、大きなアドバンテージになります。

③実績や表彰歴、資格は強調

個人や店舗、部署での表彰歴や実績は、客観的にアピールできる絶好の機会です。また、実務で役立つ資格を持っている場合は、経験がなくても知識が備わっていることの証明になるため高評価につながります。海外とのやり取りがある企業や部署への転職を希望している場合は、外国語のスキルを証明できる資格を持っていると有利です。

④志望動機は前向きに

異業種からの転職で避けて通れないのが、志望理由の納得感です。なぜ、アパレル・ファッション業界で働きたいのか?「前職での人間関係が悪かった」「やりたい仕事ができなかった」などと不満だけを語るのはNG。転職しても同様に不満を抱え、すぐに辞めてしまうのではと採用担当者に不安を抱かれてしまいます。また、ファッションが好きという理由だけでは理解してもらえないでしょう。

「前職では自分のやりたい仕事やめざすキャリアパスが実現できながったが、アパレル・ファッション業界なら経験を活かして実現できる」といった前向きな方向性でアピールすることが重要です。

⑤自己PRはアパレル業界への情熱を語る

自己PRのコーナーでは、職務経歴で書ききれなかった自分の強みや仕事に対する姿勢、アパレル・ファッションへの情熱など、数値化しにくい思いを語りましょう。自分の長所をアピールするのは少し恥ずかしくもありますが、最終的にはブランドやファッションへの情熱が転職成功のカギを握ります。

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