アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識
アパレル・ライフスタイル業界での
転職にまつわる豆知識
アパレル業界で販売職として働いている方の中には、「販売の経験を活かしてキャリアアップしたい」「マネージャー職を目指してみたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。「この業界が好き」「ずっとファッションに関わっていたい」なら、思い切って管理職やマネージャーをめざし、やりがいと給与アップを実現してみませんか?今回は、数多くあるアパレル管理職の中でも、店長、エリアマネージャー、MD(マーチャンダイザー)の3つの職種について、仕事の内容や求められるスキルをご紹介します。
マネージャーとして最も身近な存在の店長。店舗の責任者として多くの部下を管理し、売上目標達成の責任を負います。店舗の責任者として魅力的な店舗を作り、売上や利益を拡大することが求められます。そのため、店舗の売上や在庫の管理、店内のレイアウトやディスプレイ、スタッフの指導やシフト管理、クレーム対応など、店舗のすべての業務の責任が店長にあります。仕事量と責任が増えますが、やりがいも大きく、給与も一般の店員よりアップします。
時には、本社やエリアマネージャーから販売促進やプロモーションの企画提案を求められることがあります。よりブランドの魅力を多くのお客さまに伝える喜びや楽しさをより味わうことができるでしょう。
店員として働きながら経験を積んで店長になるのが一般的です。店長を目指すと決めたら、早めに店長に相談し、少しずつ仕事を教えてもらうとよいでしょう。
また、アパレルの経験がなくても、販売やサービスでリーダー職の経験がある場合、店長職の求人にも応募可能です。
スタッフに慕われ、上司となるエリアマネージャーからも信頼が厚い店長になるためには、店員のうちに身につけたおきたいスキルや経験がいくつかありますので、ご紹介します。
マーケティング力
売上を伸ばすためには、お客様が何を望んでいるのかを的確に判断し、対応する必要があります。来店したお客様だけでなく、店舗があるエリアのお客様のニーズを把握し、商品やレイアウトに反映させていく力が求められます。
チームをまとめる力
店舗全体をまとめるためには、スタッフと良好な関係であることが重要です。店長の評価が気になって、なかなか悩みや不安を言い出せないスタッフもいます。そのようななかでも、接客で培ってきたコミュニケーション力を活かしてスタッフの本音を聞き出せれば、チームとしての一体感をもって働ける職場づくりができるでしょう。
自ら課題を見つける力
上司にあたるエリアマネージャーからアドバイスをもらうことはあるものの、自ら店舗の問題点や課題を発見し、解決策を考えていく力が必要です。店員として現場で働いている頃から課題を明確にして、店長に提案したりスタッフを巻き込んで解決すしたりする経験を積んでおくと、管理職としての判断力を養うことができます。
部下を指導する力
マネージャーは、チーム全体で結果を出すことを求められるため、部下の育成がカギを握ります。模範となるような接客をしたり、ほめて伸ばしたりと、状況に応じた多様な指導ノウハウが必要です。部下が力をつけてきたら、自らの仕事を部下に託し、全体の統括や店舗運営の改善に力点を置くということも可能になります。
担当エリア内の複数の店舗を管理するのが、エリアマネージャーです。立地によって、顧客層が大きく異なる店舗の特徴をよく理解して売上を伸ばしていきます。本社からの指示を店舗に伝えたり、現場の声を本社に届けたりと、店舗と本社とのパイプ役としても活躍します。担当となるエリア(地域)の複数の店舗を統括し、エリア全体で売上を増やしていくことが使命です。立地や規模が異なる店舗を客観的に分析し、営業戦略を立て、店長と連携しながら売上目標を達成します。本社からの指示を各店舗にフィードバックするのも、エリアマネージャーとしての大事な役割です。本社勤務となる企業が多く、給与も大きくアップします。
店長として十分にマネジメントの経験を積んでから、エリアマネージャーにステップアップ。より自分の強みを活かせるブランドへの転職もめざせます。アパレル・ファッション業界は未経験でも、複数のチームを管理した経験があれば、他業種からの転職も可能です。
店長からも、本社からも一目置かれるエリアマネージャーになるために必要なスキルや経験についてご紹介します。
情報収集・データ分析力
担当エリアの売上拡大のためには何が必要か、さまざまな情報を収集・分析し、戦略を立てます。各店舗の売上数値、在庫数、来店者数など多くの数字を管理する必要があるため、分析力や業績管理スキルも重要です。
目標から逆算して計画する力
担当エリアには売上目標があります。達成のためにはいつまでに何をしたらよいか、目標から逆算して計画を立て、実行する力が必要です。着実に目標達成をしていくことで、営業スキルもアップし、MD(マーチャンダイザー)などへステップアップしやすくなります。
コミュニケーション力
本部からの指示や自分が企画した営業戦略を各店舗に伝え、実行するためには日ごろから良好な関係を築いておく必要があります。気持ちよく協力してもらえるような、高いコミュニケーション力が求められます。
商品企画・販売計画を立て、予算・売上管理まで一括して行うのがMD(マーチャンダイザー)の仕事です。ブランド全体の売上管理を任されます。店舗だけでなく、生産、広報などの他部署、縫製工場や運送などの取引先など、多くの人と関わりながら仕事を進めるため、相手に気持ちよく働いてもらえるスキルは必須。企画ひとつでブランド全体の売上を左右されるため、やりがいも責任も大きい仕事です。
アパレルが未経験の場合、ショップ店員として豊富な販売の経験を積むことが、のちのキャリアに大きく影響します。売上などで優秀な成績を出し、店長・エリアマネージャーを経験後、営業の方に興味があるならMDなどのブランド全体に関わる業務へキャリアアップしていくことが可能です。アパレルが未経験でも、他業種で管理職やマネージャーの経験があれば、求人は豊富にあります。優秀なマネージャーはどの企業でも不足しているため、憧れのアパレルで働くチャンスは身近にあります。
マネジメント力
チーム内の個性豊かなメンバーの長所を活かしつつ、全体をまとめ、結果を出すために奮闘するマネジメント力は必須です。販売で培ってきたお客様の心をつかむコミュニケーション力で、メンバーの心もつかみましょう。
交渉力
チームのトップとして、他のチームや取引先などと交渉をしなければならない場面も多々あります。自分の考えを強く主張するだけではNG.相手の立場も尊重しながら、時に引きつつ、時に強気に、有利に交渉を進める力が求められます。
数字管理能力
売上や在庫、納期を管理し、責任を持つのもマネージャーとしての役割。ミスは許されません。数字が苦手な場合、日々の仕事で関わりながら伸ばしておきましょう。
貪欲に新しいものに挑戦する姿勢
アパレルは流行の移り変わりが激しいだけでなく、時には自らが流行を作り出す存在になることもあります。常に半歩先を予測しながら、新しいもの、今ニーズがあるものを常に探し求める貪欲な姿勢が求められます。
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