アパレル・ライフスタイル業界での転職にまつわる豆知識
アパレル・ライフスタイル業界での
転職にまつわる豆知識

面接でほぼ必ず聞かれるのが、「転職理由を教えてください」という質問です。
転職サイトやSNSでは、「前職の不満は言わない」「ネガティブな理由はポジティブに言い換える」といったアドバイスをよく目にします。
もちろん、不満をそのまま伝える必要はありません。
ただ、きれいに言い換えるだけでは、転職の理由や次にしたいことが伝わらないこともあります。
では、採用側は退職理由から何を見ているのでしょうか。
採用側が見ているのは、単純な退職理由だけではありません。
・仕事で何を大切にしているのか
・どんな環境で力を発揮できるのか
・次の会社で何を実現したいのか
といった、その人の仕事観や考え方を見ています。
たとえば、
「評価制度に納得できなかった」
という理由だけでは、会社への不満に聞こえるかもしれません。
一方で、
「今後は、成果や役割に応じて、より責任のある仕事に挑戦したいと考えています」
と伝えれば、これからどんな働き方をしたいのかが見えてきます。
大切なのは、不満を隠すことではありません。
その経験から何を感じ、次に何を求めるようになったのか。
そこまで整理することがポイントです。
「退職理由を聞いたときに、必ずしも『ポジティブな理由』だけを求めているわけではありません。
会社への不満や環境への違和感が生まれることは、働いていれば当然あります。
大切なのは、そこから何を考え、次にどうしたいと思ったのか。
『上司と合わなかった』『評価されなかった』という話だけでは、その経験をどう受け止め、これからどうしたいのかが伝わりにくくなります。
一方で、『自分はこういう働き方を大切にしたい』『次はこういう役割に挑戦したい』というところまで話せれば、その人の仕事に対する価値観が見えてきます。
退職理由そのものよりも、その経験をどう捉え、次のキャリアにつなげようとしているのか。そこを見ています。」
■櫛谷 哲史■
WILLWORKS/COO
元ベイクルーズ人事として人事部門の責任者を務め、ベイクルーズグループ内でWILLWORKSを立ち上げる。
現在、WILLWORKSのCOO。
「会社が悪かった」「上司が評価してくれなかった」
事実でも、それだけでは「環境が変われば、また同じ不満を持つのでは?」と懸念されることがあります。
「だから次はどうしたいのか」まで伝えましょう。
「キャリアアップしたい」と言いながら、次の会社で何をしたいのかが見えないと、単に「今の会社を辞めたいから」と受け取られてしまいます。
「新しい環境で成長したい」だけでは、誰にでも当てはまる言葉になってしまいます。
採用側が知りたいのは、あなた自身の経験から出てきた言葉です。
1.何がきっかけだったのか
「評価されなかった」「仕事内容が変わった」など、転職を考えたきっかけを整理します。
2.そこから何を求めるようになったのか
「どんな環境で働きたいのか」「どんな仕事に挑戦したいのか」を考えます。
3.経験を次のキャリアにどう活かすのか
販売・店長・MD・バイヤーなど、これまでの経験を振り返り、次のブランドやポジションで何を実現したいのかを整理します。
この3つを整理することで、単なる「辞めたい理由」ではなく、これまでの経験を踏まえた「転職理由」として伝えられるようになります。
退職理由は、無理にポジティブにする必要はありません。
大切なのは、その経験から何を考え、次にどんな働き方をしたいのかを、自分の言葉で伝えること。
退職理由を整理することは、面接対策だけでなく、これからのキャリアを考えるきっかけにもなります。
「退職理由をどう伝えればいいかわからない」
「転職したいけれど、まだ考えが整理できていない」
そんな方も、ぜひ一度ご相談ください。
WILLWORKSでは、アパレル・ファッション業界に精通したコンサルタントが、これまでの経験や希望を整理しながら、今後のキャリアについて一緒に考えていきます。
♦ご相談はこちらから♦
https://willworks.tokyo/contact/