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アパレル業界で年収アップするためのポイントとは|転職情報

アパレル業界で年収UP

アパレル・ファッション業界で働いている方の中には「アパレルで働きながら年収アップするにはどうしたらいい?」「転職で年収アップが目指せる?」など、年収に関する悩みや疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は、このまま働き続けるか、転職するかと悩んでいる方に向けて、年収UPを実現するためのポイントについてご紹介します。

アパレル業界で年収UPするためのポイントとは

♦年収UPするためのポイント①現在の給与の内訳を把握し、基本給を上げる!|アパレル転職

自分の月収や年収の額は把握していても、その内訳となる基本給や残業代、歩合給など細かな項目ごとの金額を把握していますか?給与アップのためには、ベースとなる基本給を上げることがいちばんの近道です。その他の手当てなども含めて、詳しく見ていきましょう。

基本給

給与のベースになるもので給与の大部分を占めています。正社員の場合、実績やスキルが評価されて徐々に上がっていく場合がほとんどです。契約社員や派遣社員、パート・アルバイトの場合、基本給や時給が上がっていくかは企業により異なります。給与アップを狙うなら、仕事の評価に応じて基本給や時給が上がっていく企業を選ぶことが重要です。

残業代

雇用されて働く場合、「1日の労働時間は8時間、週40時間まで」と労働基準法で定められています。法定労働時間を超える場合、事前に企業と労働者間で協定を結ぶことで企業側は時間外労働をさせることができます。時間外労働対して企業は割増賃金を支払う必要があり、これが残業代にあたります。現在の給与のうち、残業代が占める割合が多い場合は要注意です。働き方改革の推進で残業を減らす、もしくはさせない企業も増えてきています。今後、残業が減ってくると年収が下がっていく可能性もあります。

歩合給

月やシーズンごとに店舗や個人で定めた販売目標を達成できた場合、基本給とは別に追加で報酬が支払わる歩合給制度。従業員のモチベーションアップのため、多くのアパレル企業で導入されています。歩合給を増やすことで収入もアップしますが、安定的な給与増につながるとは限りません。目標を達成して評価を上げ、基本給のアップにつなげましょう。

繁忙期手当

セールの時期は接客に品出しにと店舗は大忙し。店員も多く確保する必要があるため、出勤した日数や時間に対して繁忙期手当が支給されることがよくあります。

ボーナス

正社員を対象に年1~2回、ボーナスが支払われるのが一般的です。業績連動の有無などルールは企業によって大きく異なり、正社員以外でも支給する場合もあります。

社内割引、制服手当

特にショップ店員の場合、自社のブランドの服を着て接客することが求められます。毎シーズン、自身で複数枚を購入するとかなりの負担になるため、多くの企業で「社内用の割引価格で提供」「制服として自社ブランドの服を支給」などの制度を導入しています。現在の企業で働きながら収入アップを狙うなら、目標を達成するなど仕事での評価を上げて基本給を上げられるようにしましょう。

♦年収UPするためのポイント②社内キャリアアップで年収もUP|アパレル転職

一般の販売スタッフから、店長補佐、店長、エリアマネージャーなど役職が上がるにつれて給与も増えていきます。自分にはマネジメント業務は無理とあきらめず、チャレンジすることが年収アップにつながります。

特に、店舗のマネジメントスキルは意識しないとなかなか身に付きません。後輩の教育、売上・在庫の管理、店舗内での業務効率化・平準化など、自分の担当ではなくても「自分ならこうする」と常に考え、できることを担当させてもらうことでマネジメントスキルが身についていきます。

また、アルバイト・パートからスタートしても、契約社員、正社員など雇用形態を変更できる制度があれば年収は大きくアップするので、担当業務をしっかりこなしつつ、店長に相談してみてはいかがでしょうか。

年収UPするためのポイント資格を取得する

日々の仕事を通じて経験値は上がっていきますが、知識に裏付けられた接客や店舗運営を行うことで、さらに営業成績がアップし評価も上がります。お勧めは販売系、色彩系の資格。企業によっては資格手当がつくこともあります。

販売系

アパレル業界の販売に特化した「ファッション販売能力検定」では店舗における接客技術やショップ運営の知識や能力が身に付きます。また、ファッションだけでなく小売・流通業界の販売に関する基礎知識を学ぶ「販売士(リテールマーケティング」もあります。

色彩系

直感に頼るだけでなく、色の知識を体系的に学ぶことでお客様にふさわしいセンスあるコーディネートを提案できるようになります。「色彩検定」や「ファッション色彩検定」などがあります。他にも売れる商品の展示方法を学ぶ「商品装飾展示技能検定」や、パタンナーを希望するなら取得しておきたい「パターンメーキング技術検定」なども狙いめです。

年収UPするためのポイント④転職して年収アップを狙う|アパレル転職

転職して年収アップをめざすなら、求人情報を細かくチェックし、月収や年収の総額にとらわれず基本給が上がる企業を狙います。平均的なアップ率は5%~15%。アパレル業界は個人の能力やスキル、経験などによって評価が大きく変わることが多いので、経験と募集内容がマッチすればさらに上をめざすことも可能です。

客観的な評価は、自分ではなかなかできないもの。人材紹介会社のキャリアカウンセラーにめざすキャリアやこれまでの経験について詳しく伝え、アドバイスをもらうのもいいでしょう。現在の給与に不満があったり、自分の将来像が描けないことに不安を感じる方は、視野を広げて「社内でキャリアアップ」「転職でキャリアアップ」の両方のルートについて検討してみましょう。

アパレル転職成功

本当にアパレル・ファッション業界の給料は低いのか?業種別平均年収をチェック

ひとことでアパレル・ファッション業界といっても、業種や役職、年齢などによって、当然給料は違います。では実際にどれくらい違うのか?データを見ていきましょう。

【業種別平年年収】

・アパレル業/364万円

・飲食サービス・宿泊業/234万円

・サービス業/341万円

・医療・福祉業/389万円

国税庁 民間給与実態統計調査より)

このデータから、「アパレル業は他業種に比べて特別に年収が低いわけではない」ということがわかります。

【職種、役職別平均年収】

・ MD・バイヤー/ 25歳~29歳390万円 、30歳~34歳484万円

・ プレス / 25歳~29歳378万円 、30歳~34歳461万円

・営業/ 25歳~29歳376万円 、30歳~34歳449万円

・生産管理/ 25歳~29歳345万円 、30歳~34歳386万円

・VMD/25歳~29歳329万円、30歳~34歳438万円

・店長・販売/ 25歳~29歳350万円 、30歳~34歳391万円

・ファッションデザイナー/25歳~29歳318万円、30歳~34歳376万円

パーソルキャリア「職種別平均年収2019年版」 より)

販売職に比べると、本部関連の職種の方が総じて年収が高い傾向があります。恐らく販売職は、他の職種に比べて大卒以外の割合が高いため、初任給の差が影響していると考えられます。 販売職でも、店長以上になると本部の平均的な年収に近づく傾向があります。

転職で年収UPを目指すには?転職エージェントに相談|アパレル業界

アパレル業界の転職で年収UPを目指したい方、自分に合った職場探しでお悩みの方は、アパレルの求人を専門に扱う転職エージェントに相談することをおすすめします。アパレルに特化したエージェントに登録することで、業界の転職に関わる様々なサポートを受けられます。コンサルタントとの無料面談やメール等で、不安や疑問を解消し、ご自身の希望や適性に合わせた転職先を見つけることが可能になるだけでなく、選考が進んでからの条件の交渉や入社までのサポートもあるので安心です。

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