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アパレル・ファッション業界最新事情2020【後編】

アパレル・ファッション業界の動向や最新トピックスを10のポイントに絞り、2回に分けてご紹介している本コラム。後編では残りの5ポイントをご紹介します。アパレル・ファッション業界は移り変わりが激しいため、情報をこまめにチェックすることは転職の成否を左右する大事なポイントです。仕事選びや面接対策のために、ぜひご一読ください!

6.グローバル展開は必須

日本国内は少子高齢化によって人口は減少傾向にあり、マーケットは縮小気味。これからは国内だけで成長を続けていくのは厳しく、世界を相手に戦える企業になっていくことが勝ち残るためには必須となります。

一部の国内企業はグローバル展開に成功していますが、苦戦中の企業や挑戦していない企業も数多く存在します。日本でヒットしたアイテムが、外国でそのまま売れるとは限りません。その土地の文化や気候に合わせて商品を展開することは大変ですが、企業が成長し続けるためには必要なことといえます。アパレル企業では海外で活躍できる人材が、今まで以上に求められています。

7.二次流通(リセール)の台頭

リセールとは二次流通のこと。一般的に、店舗で新品の商品を買うのが一時流通、その商品を再び売買することが二次流通(リセール)です。

中古の服を取り扱う店舗やフリマアプリが台頭し、中古品を購入することに抵抗が少ない消費者が増えてきました。この流れはますます加速するでしょう。そのため、一次販売が主流だったアパレル企業の中にも、中古の服の買い取りを強化し、二次流通に力を入れる企業が出てきました。

また、個人間取引の場合、偽物が出品されていたり、異様に高い値段をつけられていたりなど、不適切な場面がよくあります。そのため、取引アイテムの真偽を鑑定し、株式市場と同じ仕組みを使って適正な価格で販売できるようにした新しいサービスも生まれています。

8.リネームによる再販の登場

アパレル企業にとって、シーズン後の売れ残りの処分は大きな負担です。そこで国内で売れ残った商品を買い取り、洋服のタグや洗濯表示タグを付け替えて再販する業態が登場しました。ブランドの価値がなくなることで、定価より安く販売できるため、消費者にとっては質が高い服が安く手に入るというメリットがあります。

一方、ブランド側としては、在庫を買い取ってもらえるため、処分する手間や費用がなくなります。また、タグがついたまま安売りをしてしまうと、ブランドの価値が下がってしまいますが、その心配もいりません。

9.環境にやさしいアパレル企業へ

「SDGs」という言葉を聞いたことがありますか?日本語に訳すと「持続可能性」という意味です。地球環境の破壊を防ぎながら発展し続けられるよう、2015年の国連サミットで採択されました。世界中でトレンドになっており、もちろん流行に敏感なファッション業界でも積極的に取り組んでいます。

具体的には、天然素材で色付けした生地やオーガニックなコットンやリネンを使用したり、ナイロン製の漁業用の網やプラスティックを再利用して作られた生地やパイナップルの葉から取り出した繊維で作られた天然皮革などが開発されたりして、ファッションアイテムに使われています。

また、毛皮の使用廃止について動物愛護の観点から大手ブランドが積極的に取り組んでいます。さらに進んで、ヘビ、ワニ、トカゲなど爬虫類の革から作られたレザー製品の販売を取りやめるブランドも出てきました。食用の動物から取られた皮革製品のみ扱うという企業も増えてきています。

10.ダイバーシティとインクルージョンが進む

ダイバーシティとは、日本語に訳すと多様性。さまざまな人種や文化を持った人を認めようという概念です。インクルージョンとは、包括・包摂性という意味になり、多様性のある人々を受け入れようという考え方です。

今までファッションショーといえば、背が高くて細身のモデルが中心でしたが、最近は欧米のトップのファッションショーでも、多様なスタイルのモデルが活躍するようになってきました。

また、デザインのユニセックス化も進んでいます。店舗で商品を展示する際にも、ウィメンズやメンズといった性別のカテゴリーで分けない店舗も増えてきています。そのため、小柄な男性や大柄な女性など、自分に合った既製品の服を探すのが難しかった方や、トランスジェンダーの方なども購入しやすくなっています。

自分とは異なる民族の文化を尊重することも重要です。伝統的な文化の文脈を理解せずにファッションアイテムを作り、世界中から批判を浴びる事象も出てきています。そのため、企業内にダイバーシティやインクルージョンを積極的に推し進める部門を設置する企業も増えてきました。商品展開だけでなく、従業員・職場の多様性にも取り組むことで、働きやすくなっていくことが期待されています。

以上のように、2020年の最新トピックスを10のポイントに絞ってご紹介してきました。アパレル・ファッション業界は大きく変化をしており、さまざまな経験やスキルを必要とする求人が増えてきています。アパレル業界への転職は、今が絶好のチャンス。この業界に強いウィルワークスを活用していただき、あなたらしい転職を成功させてください!

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