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アパレル・ファッションの注目職種カタログ(7)物流・ロジスティクス

小物の陳列棚

アパレル・ファッション業界の仕事と言えば、ショップ店員やデザイナーなどをイメージしがちでしょう。しかし、ファッションアイテムを管理し、運送する物流・ロジスティクス部門がいなければ、商品を店舗に揃えることができなくなります。この記事では、外からは今ひとつ見えにくいアパレルの物流・ロジスティクス部門にスポットをあて、仕事内容や必要なスキル、将来の姿などをご紹介します。

そもそも物流・ロジスティクスとは?

2つの言葉の意味を正しく説明できますか?物流とは、ものづくりをしている人から商品を仕入れ、欲しい人に届ける仕事。運送する品物の保管や包装・梱包なども物流の仕事に含まれます。

一方、ロジスティクスは、物流よりさらにひとつ上の概念です。物を運ぶだけでなく、顧客満足度を向上させるために、商品の需要と供給の適正化を図ることを目的にしています。例えば、在庫の適正管理ができれば、人気商品の在庫切れを防ぐことができ、多くのお客様に商品をお届けできます。また、余剰在庫がなければ、倉庫代を圧縮して販売価格を下げることも可能となります。

これからは、現場や本部に指示された通りに管理・配送を行う物流ではなく、顧客満足度や経営の視点を持ったロジスティクスが求められます。

どのような仕事をしているの?

具体的に、アパレル・ファッション業界の物流・ロジスティクスについて見ていきましょう。

アパレルの場合、トップス、ボトムス、アウター、インナー、靴、バッグなどアイテムの種類の多さに加え、色やサイズの展開も細かいため、とにかく商品数が多くなるのが特徴。さまざまなアイテムを倉庫などで管理し、適切なタイミングでショップやお客様に発送するのが重要な仕事です。流れに沿ってさらに詳しく見てみましょう。

縫製工場などで作られたアイテムは、企業の倉庫に納品されます。その際、発注数と合っているか、ほつれ、汚れ、縫製ミスなどがないか、針などの危険物が入っていないかを確認する検品を行います。

検品後は、倉庫の指定の場所に納入。お客様からの注文や各ショップからの依頼に応じて発送します。アイテム数が多く倉庫も広いため、定期的に巡回して必要なものをピックアップ。納入の際にも確認はするのですが、パトロール時にも商品に傷や汚れがないかを念入りにチェックします。物流・ロジスティクス部門は、品質管理の役も担っているのです。

ピックアップしたアイテムには、ブランド名やサイズ、値段などが記載されたタグ(札)を取り付けます。これを間違えるとショップやお客様が混乱するため、速さだけでなく正確さが求められます。

タグ付けされた商品は、配送途中で形が崩れてしまわないよう丁寧に梱包して発送。お客様からの注文の場合、ラッピングの指定や、値段のタグはつけないでほしいなど細かい要望もあるため、チェック作業は重要なフローです。

倉庫には、各店舗からシーズンが終わってしまった商品も戻ってきます。傷や汚れなどがないか、品質を確認してから倉庫に保管。次のシーズンやセールに備えます。

いつショップに行っても、ほつれや汚れがなく、自分に合うサイズや色を購入できるのは物流・ロジスティクス部門のおかげです。まさに、アパレル・ファッション業界の縁の下の力持ちと言えるでしょう。

どのようなスキルが必要?

物流の仕事は種類が多いため、ほとんどが分業ですが、どの仕事でも必要なスキルをご紹介します。

(1)正確さとスピード

タグ付けや検品、多くのアイテムの中から指定されたものをピッキングする作業などは正確さとスピードが求められます。細かい仕事が得意な方、集中力がある方、黙々と作業できる方は向いています。

(2)体力

広い倉庫を動き回るピッキング作業や、荷物を持ち上げる必要がある梱包作業は体力が必要です。倉庫によっては、機械化が進んでいるところもありますが、最終的には人の手を介する仕事です。

(3)物事を俯瞰する力

ロジスティクスの観点から物流を捉えるためには、販売しているアイテムがどのように作られ、運ばれ、売られて買われていくか、といった全てのプロセスを把握する必要があります。

例えば、ピッキングのスピードアップのためにアイテムの配置を変えたり、余剰在庫が発生しないよう在庫管理の仕組みを変えたり、ショップ店員が出しやすいよう梱包に工夫したり…。さまざまな工夫や小さなコストカットが、企業全体の業績に大きく影響します。通販の場合、注文から発送までのスピードアップは顧客満足度に直結するといえるでしょう。

(4)コミュニケーション力

倉庫内の商品を適切に管理するために、正社員からアルバイトまでさまざまな雇用形態の人が一緒に働いています。メンバーと協力しながら仕事ができるコミュニケーション力が高い人材が求められています。

アパレルの物流・ロジスティック部門で働くには?

未経験可の求人も多く、正社員から短期バイトまで雇用形態もさまざまです。特に、セールの前後は物量が多いため、短期バイトの求人が増えます。未経験の場合は、まずアルバイトを経験してみて、自分に合うか見極めるのもいいでしょう。

アパレル・ファッション業界だけでなく、他業種でも物流部門の経験がある場合は、即戦力として重宝されます。実績があれば、メンバー・リーダーからマネジメントへとキャリアアップする転職も可能です。

また、アパレルメーカー内の物流部門だけでなく、多様な商品を扱っている物流専門企業のアパレル部門で働くという道もあります。

気になるステップアップは?

正社員の場合、現場管理の経験を積んで、マネジメント職に昇進するのが一般的です。物流の現場での経験を活かして、本部に異動して全体の仕組みの見直しや改革を推進していく道もあります。

派遣やパート、アルバイトで働く人材に、正社員に転換できる制度を用意している企業もあります。就職時にチェックしておきましょう。

接客に自信はないけれど、管理業務は得意という方におすすめの物流・ロジスティクス部門。縁の下の力持ちとして、アパレル・ファッション業界を支えてみませんか?恒常的に人材ニーズがあり、求人が豊富なので、条件に合う仕事が見つけやすいのも魅力です。「何を基準に会社や求人を選べばいいかわからない」とお悩みの方は、アパレル・ファッション業界をよく知るウィルワークスのキャリアカウンセラーに相談してくださいね!

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