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アパレル・ファッションの注目職種カタログ(3)バイヤー

アパレル・ファッション業界の中で、一番人気とも言える職種「バイヤー」。日本国内のみならず、世界中から「売れる」商品を買い付けてくる仕事です。憧れを抱いている人も多いバイヤーについて、本コラムでは仕事内容やスキル、バイヤーになるための方法などを詳しくご紹介します。

どんな仕事?

自社ブランドで「売れる」と判断した商品を、世界中から見つけて買い付けてくるのが主な仕事です。売上・利益に直結するため責任は重いですが、やりがいも大変大きくなります。アパレル企業の花形の仕事と言えるでしょう。

買い付けをするためには、まず売れる商品を探し出さなくてはいけません。自分のセンスや直感も大事ですが、市場調査やトレンドの分析などを綿密に行い、売れる商品を予測します。買い付け時には大金が動くことが多いため、感覚だけでなく売れる根拠をデータで示さなければ予算の承認が下りません。

販売開始後は売上状況を確認・報告し、次回の買い付けに活かします。どれだけ丁寧に分析し予測を立ててもうまくいかないことはあります。しかし、売れると予測し、発掘した商品が他社に先駆けて売れたときの達成感、投入した商品をきっかけに掛けた流行が起きたときなど、やりがいは大変大きいものになります。

必要なスキルは?

バイヤーには、アパレル業界で必要なファッションセンスの他にも必要なスキルがいくつかあります。詳しく見ていきましょう。

(1)売れる商品を予測する情報感度の高さ

流行の移り変わりが激しいアパレル業界の中で、数か月先のトレンドを予測し売れる商品を見極めて買い付けする必要があります。常に情報のアンテナを張っていることが求められます。

(2)情報収集やデータ分析

自分の直感だけで買い付けをすることはNG。規模にもよりますが、商品の売れ行きが良くなかった場合大きな損失になってしまいます。そのため市場調査やトレンド分析を行い、「この商品は売れる!」という客観的な予測も併せて買い付けの判断を行います。また、販売価格や利益の計算をしながら買い付け額の交渉する必要があるため、数字に強いと有利です。

(3)商品に対する深い知識

自社で売れるのかを見極めるためには、トレンド予測以外にも商品への深い知識が必要です。生地の特性や縫製のレベル、自社の顧客にふさわしいかデザインや価格帯で販売できるかなど。扱う商品を「自分の子ども」と例えるバイヤーもいるくらい担当商品への愛が重要です。

(4)交渉力

買い付け価格、数量、納期、支払方法など、買い付け時に交渉がスムーズに成立することはそう多くはないでしょう。自分の希望を通しつつも将来的に良い関係が築けるような交渉力、コミュニケーション力は必須です。

(5)語学力

買い付け先は日本国内とは限らず、外国の場合もあります。外国の場合、商習慣も異なりますしビジネスで間違いがあってはいけないため、通訳が入ることもあります。しかし、自分の言葉で交渉できた方が思いを伝えやすいのは事実です。英語が通用することが多いですが、縫製工場などはアジア圏にあることが多いため、現地の言葉を使えるようになるとさらに有利でしょう。輸入する場合、貿易に関する知識があるとスムーズです。

(6)ハードワークをこなす体力・精神力

情報分析、買い付け、交渉など、日本や世界の各地を飛び回りつつ、他社のバイヤーにも発掘されていない小さな工房や製作者などを自分の足で探すこともあるため、体力は重要です。厳しい交渉をこなし、失敗しても冷静に原因を分析し次に進める精神の強さも必要です。

バイヤーの将来の姿は?

バイヤーは専門職のため、正社員としての求人が多く、昇進・昇給しやすい状況にあります。商品アイテムごとにバイヤーが決まっている場合が多く、まずは商品ごとに経験を積んでいきます。複数商品のバイヤーの経験を積むことで、バイヤーのマネジメント、経営企画に関わっていくなど、ブランドの中枢を担っていく仕事にステップアップしていくことが可能です。

また、バイヤーの経験は転職でも有利に働くため、より自分の強みを活かせそうなブランド、雇用条件が良いブランドに転職する人もいます。

経験を積んだのち自社ブランドを立ち上げて独立したり、フリーランスのバイヤーとして活躍したりする人もいます。フリーランスの場合、個人で売れる商品を見つけ、顧客層があう小売店に卸したり、インターネットで販売したりします。企業の方針に合わせることなく、自分の好みやセンスを思う存分活かせるため、やりがいはますますアップ。しかし、買い付け時に先にお金が動いてしまうこともあり、資金力が必要です。交渉次第では、販売後に支払えることもあります。

バイヤーになるためには?

バイヤーはブランド全体の営業成績に影響するため、未経験からバイヤーになれることはほぼありません。自社の顧客のニーズをよく把握できる店舗スタッフ、店長、マネジャーと販売・営業の経験を積んでバイヤーになることが主流です。

バイヤーのアシスタントになり、仕事を手伝いながら覚えていく方法もありますが、販売経験を求められることもあります。海外に買い付けにいくことが多い企業では語学力があると有利です。

花形のバイヤーの仕事は大変ですが、やりがいも大きい仕事です。求人をこまめにチェックしながら、キャリアカウンセラーからのアドバイスも参考にして、憧れのバイヤーになる夢を実現させましょう。

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